それは誰の問題か?

おはようございます。

「英語専門 茂塾」の なかにし です。

 

本日は、親目線でのお話をさせていただけたらと思います。

唐突ですが、子どもに、将来のためにもちゃんと勉強して欲しいと思うのは、すべての親に共通することではないでしょうか?一方、皆さんもお分かりの通り、「勉強しなさい!」と言われて、喜んで勉強する子どもはいません。そして、親の思いとは裏腹に、子どもたちはゲームやSNSに夢中になり、多くの時間を勉強以外に費やすということが現実です。

では、なぜ子どもにちゃんと勉強して欲しいと思うのでしょうか?

「良い高校や大学に入れるから」「将来の選択肢が広がるから」「自分に自信を持てる人間になれるから」

こんな思いもあるかもしれません。

「自分が学歴で苦労したから」「自分がちゃんと勉強しなかったことを後悔しているから」「子どもの出来が悪いと、親として恥ずかしいから」

実に様々な思いが混ざっているのではないでしょうか?

ここで考えていただきたいのは、もし、その子がちゃんと勉強しなかったら、どんな問題が発生するか?ということです。

「レベルの低い高校や大学にしかいけない」「将来、満足のいく給料を得る可能性が低くなる」「人生を楽しめない」「人にバカにされる」「親として恥ずかしい」

そして、大切なことは、「それは誰の問題か?」ということを考えてみることです。それは、本当にその子にとっての問題でしょうか?それとも親自身の問題なのでしょうか?

様々な思いがある中で、「自分の優秀性を示したい」というような、親自身の問題のために「子どもを勉強する子に変えたい」という思いが強い場合が出てきます。これが強くなると、親の子どもに対してのコントロール感が強くなり、子どもが親の思いを満たすための、肩代わりの道具と化してしまいます。

ひどいときには、子どもが親のリベンジの道具と化してしまうこともあります。「私が入れなかった〇〇大学に、是が非でも自分の子どもを合格させたい」という思いから、子どもが望まないスパルタ教育になるような場合です。

アドラー心理学的に言うと、「人を人として見る」ではなく、「人をモノ(道具)として見る」という状態です。

これらは、教育が「子どものため」よりも「親自身のため」になっている状態であり、「子どもの気持ち不在の教育」でもあります。

こういう意図でのコミュニケーションでは、子どもの意識の潜在意識の境目は、親からの教育についてのアプローチに対し、ガチガチのブロックをかけてしまいます。子どもの潜在意識が、そういう意図の強い親のアプローチに安心安全を感じないのです。意識ではそういう親の意図を感じていない場合でも、潜在意識はしっかりとその意図を読み取ります。

これでは、自分から勉強するような状態にはなりにくい。仮に受験のときや親の監視下ではしょうがなく勉強しても、それ以外ではしないという状態になります。

 

私は、常に自分に「これは誰の問題か?」と問いかけています。

そして、その人を「人として見ているのか?」、自分の目的や欲求を満たすための「モノ(道具)として見ているのか?」ということです。

仮に、モノとして見ている場合、大事なことは、モノとして見ているということに気付くことです。またそうであっても、モノとして見ていた自分にダメ出しせず、気付いた自分を承認してあげることです。

承認したら、「相手にとって大切なことは何か?」を考えながら、相手への承認と傾聴を持って、「どうしたらいいと思う?」というような目的論の質問をしてあげることも大切です。そして、良いタイミングで「本当はどうしたい?」と聴いてみることです。

一緒に、「勉強=快」をどうつくっていくかの工夫を考えてみるのも良いことです。特に、子どもの頃に「勉強=快」の方程式が染みついた人間は、勉強が一生の習慣になっていきます。スポーツや楽器などの練習も同様です。「練習=快」になった人は、暇さえあれば練習するようになります。よく言う「練習の虫」というタイプの人は、練習が快で、楽しくて仕方がないのです。こうなれば、勉強にせよ、運動や音楽のスキルにせよ、自然とレベルアップしていくことになります。

 

大事なことは、「自分で判断してもらう」ことです。こういう決定を相手にしてもらうアプローチを根気よく繰り返していると、子どもの自主性というものが徐々に芽生えてきます。そして、内発的モチベーションが湧きあがってくると、しっかり習慣化していきます。ここでも、根底にあるのは「あなたは本来、何事も上手くなれる存在」という承認です。

勉強をしなくても、「それは子どもの問題」として、キッパリと自分の問題と分離させます。ただ、「本当にやりたいことについては、全力で応援するよ」という勇気付けの姿勢を持ち続けることで、子ども心は動いていくと思います。

 

それでは。

本日も一日よろしくお願い申し上げます。

 

宮崎市霧島二丁目206番地コスモアージュ102号

英語専門 茂塾 塾長 中西 茂寿

TEL:0985-41-7474

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夏期講習」(既卒生・高校3年生対象)

日  程       : 平成28年7月25日(月)~平成28年8月31日(水)

時間(既卒生)    : 17:00 ~ 19:00(毎週金曜日)

時間(高校3年生A) : 17:00 ~ 19:00(毎週金曜日)

時間(高校3年生B) : 17:00 ~ 19:00(毎週火曜日)

 

「お盆集中特訓」(全学年対象)

日  程       : 平成28年8月8日(月)~平成28年8月14日(日)まで

             ※平成28年8月11日(木)は休み 

時間(全学年)    :  9:00 ~ 23:00(うち休憩2.5時間)

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