経済学とは何か

おはようございます。

「英語専門 茂塾」の なかにし です。

 

本日は、「茂塾」のある生徒の方が志望している経済学部にまつわるお話をいたします。

そもそも経済学とは、何を考える学問なのでしょう。

一言で言えば、「さまざまな人や組織(=経済主体。家計、企業、政府など)が市場でモノ(=財、サービス)やお金を交換しあう行動(=経済活動)を、ある仮説をもとにモデル化し、シンプルかつ理論的に説明しようとする学問」です。

うーん。難しい言い方ですね。

経済学は、経済主体が経済的に合理的な行動をすると想定しています。平たく言えば、「人は常に正しく損得を計算して行動するだろう」ということです。

もちろん、皆さんもよくご存知の通り、人間は必ずしも常に経済的な動機のみで合理的に行動するわけではありません。しかし世の中全体を長い間観察していくと、多くの経済活動は経済的な意味での合理的な行動を想定することで説明がつきます。

では、合理的な行動とはいったい何でしょう。正しく定義すると、合理的行動とは、「ある経済的な目的を達成するために、与えられた制約の中でもっとも望ましい行為を選択する行動(=最適化行動)」です。

例えば、隣り合わせで2軒並んでいるスーパーで、1本100円のニンジンと1本50円のニンジンが売られていれば、誰だって50円のほうを買うでしょう。

しかし、100円のスーパーが家の目の前にあって、50円のスーパーは車で片道1時間もかかる遠いところにあったら、50円のニンジンを買おうと遠出する人は、まずいないでしょう。

普段の何気ない買い物ひとつとっても、私たちは自分の使える時間やガソリン代といったお金の制約の中で最も安い買い物をする、という望ましい行為を選択しているのです。

経済学は、「制約付きの最大化問題を用いて分析する学問」といわれています。そのために、経済活動を分析するにあたって、経済主体の行動にいくつか前提を置いています。

まず、それぞれの経済主体は経済活動の目的が何かをちゃんと分かっているということ。そして、経済主体がそれぞれの目的ごとの重要性を正しく理解していて、目的ごとにきちんと優先順位をつけていることです。

しかし、経済主体が目的について合理的な判断ができたとしても、行動を自分で決められなければ、目的を実現するための経済活動はできません。そこで経済学では、人々が自分の意志で自分にとって望ましいと思う経済行動をする、と考えます。誰かから強制されて無理やりモノを買わされたり、自分の仕事を何にするかを無理やり周りに決められたりすることはない。ちょっと硬い言い方をすると、経済主体は「主体的な意思決定をしている」と考えます。

この、経済主体の主体的な意思決定を考えるときに重要なキーワードとなるのが、「インセンティブ(要因)」です。

インセンティブがあると、ある選択をする意欲が高まります。

たとえば、もらえる給料が高くなれば、より働こうという意欲が刺激されます。しかし、企業がまったく残業代を支払わないで残業を従業員に求めても、これは働く側のインセンティブを無視した要求だからうまくいきません。また、政府が法律で雇用を強制しても、採算に見合わなければ実現しないでしょう。これも、企業側に雇用を行うインセンティブがないからです。

 

経済学とは、「茂塾」の生徒の皆さんが将来、社会で活躍していく際に関わり合いの深い学問だと思います。

 

それでは。

本日も一日よろしくお願い申し上げます。

 

宮崎市霧島二丁目206番地コスモアージュ102号

英語専門 茂塾 塾長 中西 茂寿

TEL:0985-41-7474

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夏期講習」(既卒生・高校3年生対象)

日  程       : 平成28年7月25日(月)~平成28年8月31日(水)

時間(既卒生)    : 17:00 ~ 19:00(毎週金曜日)

時間(高校3年生A) : 17:00 ~ 19:00(毎週金曜日)

時間(高校3年生B) : 17:00 ~ 19:00(毎週火曜日)

 

「お盆集中特訓」(全学年対象)

日  程       : 平成28年8月8日(月)~平成28年8月14日(日)まで

             ※平成28年8月11日(木)は休み 

時間(全学年)    :  9:00 ~ 23:00(うち休憩2.5時間)

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