教員の知名度で大学を選ぶ

こんにちは。

「英語専門 茂塾」の なかにし です。

 

昨日は、生徒の方との面談の中で多くのありがたい言葉をいただきました。

多くの気づきを与えてくれた生徒の皆さん、本当にありがとうございます。

 

私たちは、日々向上心を忘れずに取り組んでいきます!

 

さて、オープンキャンパスのイベントで、著名人を招いてのシンポジウムやトークショーを行っているのを見たことはありませんか。この延長線上にあるのが「著名人の教員就任」です。

芸術系の大学であればアーティストやプロデューサー、メディア系学部であればジャーナリストや評論家といったように、近年、大学では専任教員だけではなく、実際に関連する職業についている方が教えることも多くなってきました。

このことは、学生にとっては基本的には良いこととして受け止められるでしょう。第一線で活動している方の話は、多面的に物事を捉えるきっかけのひとつになるからです。重層的で多くの学びの機会を持っているということは、とても豊かなことと考えられます。

しかし、この「著名人教員」にも落とし穴があります。たとえていうなら、「良いプレーヤーは良い監督になるとはかぎらない」ということです。確かにその著名人はその分野のプレーヤーとして良い業績を残したことでしょう。そして良いプレーヤーだからこそつかむことができた感覚やノウハウもあるでしょう。しかし、それを知っていることと教えられることは別問題なのです。

教えることには技術が必要です。大学の専任教員には、FDという教育向上のための活動がすべての大学で義務付けられています。教えるということは、それだけ準備が必要で大変なことなのです。したがって、自分がうまくできたからといって、学生にうまく教えられるとはかぎりません。著名人教員は日専任の場合が多いですから、FDにも参加しないのが一般的です。

また、著名人教員は自分のビジネスをもっているため、実際に担当するコマ数は少ないことがよくあります。受け持つ授業の数が少ないと必然的に受講者は限定され、その講義制限人数を超えると授業を受けられないこともあります。また、年に数回の特別講義のみ担当するような場合には、日常的に指導を受けることができないことも考えられます。

「あの著名人の指導が受けられる」と大学案内で謳っておいてこの結果では、学生は騙されたという気分にしかなりませんよね。

著名人の指導を売りにするような広報をしている大学の場合、「実際にその講師は年間どれだけの授業を担当していて、どれだけの学生がその授業を受けられるのか」ということに注意する必要があります。

 

それでは。

本日も一日よろしくお願い申し上げます。

 

宮崎市霧島二丁目206番地コスモアージュ102

英語専門 茂塾 塾長 中西 茂寿

TEL:0985-41-7474