構文把握力を身に付けましょう

おはようございます。

宮崎市霧島町にあります「英語専門 茂塾」の なかにし です。

 

善く戦う者は、其の勢いは険にして、其の節は短なり

 

「険」とは弓の弦を目いっぱい引き絞った状態で、「節」は弓を放つ瞬間のことです。戦い上手は、戦闘突入するまで力を限界ギリギリまで蓄えておいて、いざ突撃というときにそれを一気に放出するのです。弓の引き絞りが弱ければ、放たれた矢にも勢いが出ません。つまり、本番で結果を出すためには、日頃から地道に努力をして力を蓄積しておくことが大事だということです。

この孫子の言葉は、戦争以外でも多くのことに当てはまります。例えば大学受験でいえば、付け焼き刃は通用しません。高校3年間をかけて、勉強して自分を磨いてきたりした成果がそこで試され、評価されるのです。

ただし、ここぞという闘いに勝つためには、単に地道な努力を重ねるだけでは十分ではないのです。「この勉強は〇〇大学の入試を突破するためにやっている」というように、常に「その節」を意識して準備することが重要なのです。

私たち「茂塾」では、地道な努力が大事だということを教えて、その努力は何のためにしているのかを常に意識してもらえるように指導しているつもりです。

また、長い人生には、勝つべき大事な勝負と、勝たなくてもいい小さな勝負があります。目先の勝ち負けだけでなく、もっと広い視野で考えることの大切さも教えていければと思っております。

 

さて、教科書の英文が「普通に読めない」もうひとつの原因となるのが、「構文把握力」の不足です。英文を正しく読むには、最低限、主語(S)と述語動詞(V)を判別できなければどうしようもないのです。そのうえで、句や節がどこを修飾しているのかなどを判断し、全体として英文がどういう構造になっているのかをつかむのです。これが、いわゆる「構文把握力」と呼ばれるものであり、英文を読解・解釈するうえで絶対に欠かせない基本能力の一つとなるのです。

この「構文把握力」のベースになるのは、基本的な文型(5文型)の知識をはじめ、不定詞、分詞構文、関係副詞などといった、最低限の「文法知識」です。しかし、文法知識さえあれば大丈夫かというとそんなことはありません。

例えば、古文を思い浮かべてください。動詞や助動詞の活用を暗記しただけで、古文をスラスラ読めるようにはなりませんよね。

「構文把握力」をつけるには、覚えた文法知識を「実際の英文に適用するトレーニング」を積むことが必要なのです。

つまり、まずは基本的な文法を覚え、そのうえで、ある程度の長さがある英文を使って、「英文の正しい読み方」を身に付けていくのです。このふたつのステップを踏んで初めて、「文法把握力」が強化されるということをよく理解して授業や自習に取り組んでいきましょう。

 

それでは。

本日も一日よろしくお願い申し上げます。

 

宮崎市霧島二丁目206番地コスモアージュ102

英語専門 茂塾 塾長 中西 茂寿

TEL:0985-41-7474