所得連動型の奨学金について

おはようございます。

宮崎市霧島町にあります「英語専門 茂塾」の なかにし です。

 

「茂塾」の既卒生は、毎朝9時には出席して、21時までは必ずと言っていいほど勉強をしております。中には、深夜まで取り組んでいる生徒もおります。現在の「茂塾」は、日曜日が休塾日ですので、月曜日から土曜日まで毎日であります。

昼食後は特に眠気が襲ってくるのでしょう。うつらうつらしている生徒もおりますが、それでも自分に負けないようにどうにかして眠らないように姿勢を正したり、外の空気を吸ったりと各々がその眠気と対峙しております。

受験は地獄だと捉える人もいるでしょう。過酷な受験競争に疲れ果ててしまう人もいるかもしれません。しかし、「茂塾」の既卒生のように受験を自らの可能性を生かす好機と捉え、果敢に競争に挑んでいる人もいるのは事実です。私たちはそのように励まし、講師陣も補習を行い、生徒もそれに応えようとしているのです。

受験を通して生まれ変わり、孤独に打ち勝つ勇気や自信を持ってもらいたいと思います。目標を持つことや努力の大切さを知っていただきたい。

受験を地獄の責め苦のように感じさせるのではなく、生徒たちが明るく積極的に受験を受け止められるようにしていければと感じております。

 

さて、大学教育を希望する人にとってはまずは進学のしづらさとその費用負担を考えるのではないでしょうか。奨学金制度を利用すれば、大学卒業後も奨学金の返済に苦労することもあります。

大学教育は社会に利益をもたらすことから、多くの国が大学での授業料を補助しています。しかし全額あるいは大半を負担するのは、国の財政にとって大きな負担となってしまうのです。

国が授業料を補助すると、高所得家庭の学生も、一般の納税者の負担で多くの利益を得ることになります。大学に行ける人たちは将来、国民平均以上の賃金を稼ぐようになることも予想できます。したがって大学に行く当人がその費用を支払い、国民の税金を使うことはないと考えるのが正論な考え方なのかもしれません。

しかし、現実は費用の一部である授業料を学生に請求する制度というのはどうなのでしょうか。

この問題を解決できるかもしれないのが、「所得連動型ローン(ICL)」です。

①大学へのアクセスを容易にする

②政府の財政負担を抑える

③大学卒業者の支払いに対する苦痛を減らす

④社会に公平である

といった点を重視しています。

大学に進む生徒は入学時に前払いをする必要はありません。その代わりに大学でかかった費用の一定割合を将来返済するよう約束するのです。ローンの返済は大学卒業者の年収が一定額に達して初めて開始されます。債務者の年収が一定額に達しない場合には、支払う必要はありません。

こうした取り組みにより、ICLを持つ学生は返済困難から解放されるのです。年収が一定額に満たない場合は返済する必要がなく、また返済の上限が決まっているので、大学卒業者を保護する仕組みとなっています。

現在日本で導入されている奨学金は、一定期間に返済が求められる銀行型ローンです。ICLと一般の奨学金の違いは「返済負担」にあります。返済負担とは、大学卒業者の収入のうちローン返済に充てられる分のことです。

今年4月から一種の所得連動型ローンを導入しましたが、それは少数の学生にしか適用されません。家庭の収入による資力審査を基に提供される結果、実際にローンの資格を得られることができるのは大学生の1割程度だといいます。

ICLは海外の事例ですが、日本でも採用していただければと思います。大学卒業者が直面する債務返済の苦労を軽減して、生徒全員が誰でも希望すれば大学に進学できるようになればと思います。

 

それでは。

本日も一日よろしくお願い申し上げます。

 

宮崎市霧島二丁目206番地コスモアージュ102

英語専門 茂塾 塾長 中西 茂寿

TEL:0985-41-7474