記憶は覚えようとせずに、すぐに使うこと

おはようございます。

宮崎市霧島町にあります「英語専門 茂塾」の なかにし です。

 

本日、「夏期集中特訓」第4日目。後半戦の突入です。疲れもピークに達しているかと思います。明日は休みなので、ゆっくりと心と身体を休めて残りをしっかりと受講していただきたいと思います。

9:00~23:00までの集中特訓の時間は眠気との戦いでもあります。その眠気や睡眠がどう起きるのかを知っておくことは、自分の睡眠の客観視やコントロールに役立ちます。

睡眠には2つの型があります。目を閉じていても眼球がよく動くレム睡眠と、眼球が動かないが身体はよく動くノンレム睡眠です。この2つを周期的に繰り返すのです。

レム睡眠では、夢を見るなど脳の活動はありますが、身体は弛緩しており筋肉は休んでいます。一方、睡眠時間全体の8割ほどを占めるノンレム睡眠時では、筋肉の緊張は保たれますが、脳は休んでいるのです。呼吸回数や脈拍が少なくなるのです。これがいわゆる深い眠りなのです。

脳を発達させてきた人間にとって、酷使した脳を休めることは大事です。睡眠時間の短い日が続くと、日中の脳機能が低下してしまいます。そのため脳自体が眠気を催させ、身体に休むように命令を出します。眠気は勉強をするうえでは邪魔ですが、生存のために必要な警告信号なのですね。

 

さて、昨日このブログにて記載しましたが、効率よく記憶するためには、「直後に思い出す」と並んで「直後に使う」ことが大事なのです。

2011年にサイエンス誌に掲載された有名な論文があります。短い科学論文を大学生200人に5分間、読んでもらいました。その後、大学生を4つのグループに分けて、「読んだ後に何もしない」「10分間、何度も繰り返し読む」「10分で内容をまとめるコンセプトマップを作る」「10分間で読んだ内容に関する自由なエッセーを書く」を課しました。

1週間後にどれだけ記憶しているのかのテストをして、その前に記憶に対する自信を尋ねたようです。被験者には「すごく自信がある」から「まったく自信がない」まで、自信の度合いを回答してもらいました。何度も繰り返し読んだグループが最も高い自信を示す一方で、エッセーを書いたグループは自信が最も低かったのです。

しかし、論文の中身を尋ねる質問でも、そこに書かれたことから類推しうる事柄を尋ねる関連質問でも、成績が最も良かったのは、エッセーを書いたグループでした。

エッセーを書くことは、読んだ内容を思い出しながら、それを組み合わせてアウトプットしようとする行為です。この実験からは、直後に思い出すだけでなく、直後に思い出しつつ使うと、「記銘、保持、想起」のネットワークが強化されることが分かります。想起することと、「使う・組み合わせて答えを考える」ことで記憶は強固になります。何もエッセーを書く必要はありません。箇条書きのような短い文章をいくつか書くだけで効果があるといいます。

 

覚えようとせずに、すぐに使う。これが記憶には大切なのですね。

ご参考までに。

 

それでは。

本日も一日よろしくお願い申し上げます。

 

宮崎市霧島二丁目206番地コスモアージュ102

英語専門 茂塾 塾長 中西 茂寿

TEL:0985-41-7474

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既 卒 生  : 入塾締め切りました

高校3年生  : 8月31日(木)まで入塾受付

高校2年生  : 定員まで若干名

高校1年生  : いつでも入塾できます

オプション講座: 定員まで残り2名 

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 夏 期 集 中 特 訓 の お 知 ら せ

 8月 9日(水) ~ 8月15日(火)まで

※8月13日(日)を除く

申し込み締め切り:平成29年8月5日(土)まで

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