基礎とは何か

おはようございます。

宮崎市霧島町にあります「英語専門 茂塾」の なかにし です。

 

2019 年春に入社する大学生の採用活動が、3月1日から本格的に始まっております。大卒っは高卒に比べると賃金が高く、大学進学率の上昇は働く人全体の賃金水準を底上げしてきました。ただし、最近は進学率が頭打ちとなり、高学歴化による賃上げ効果は薄れているようです。

文部科学省の学校基本調査によると、17年の大学進学率(学部)は52.6%。1989年は24.7%で、大学に通う人の比率は平成の間に2倍になりました。女性は89年の14.7%が17年には49.1%と3倍以上になりました。

賃金は最終学歴によって大きな違いがあります。厚生労働省がまとめた賃金構造基本統計調査では、17年の大学・大学院卒の男性は平均で月額39万7千円だったのに比べて、高卒は29万円にとどまっております。高卒は勤続年数とともに賃金が上がる「賃金カーブ」も緩やかなのです。45~49歳では大卒が高卒を月額で15万7千円上回っております。

進学率の上昇は賃金の底上げにつながってきました。ニッセイ基礎研究所の試算によると、大学進学率が順調に上がっていた90年後半から00年代前半は、全体の所定内給与を前年比で0.6~0.8ポイント押し上げました。賃金上昇率が00年代に入って0%台に落ち込んだことを考えると、高学歴化が賃金の伸びを支える構図となっております。

ただし、ここ10年は高学歴化の押し上げが0.3~0.5ポイントにとどまっております。右肩上がりだった大学(学部)進学率が09年に5割を超えて、17年は52.6%と頭打ちになったことが大きいようです。

大学進学率の上昇に伴う賃金底上げ効果は弱まっているのが分かります。

 

さて、「基礎が大切です」「基礎力を固めること」など、これまで何度も聞いており、皆さんにとって頭の中にすり込まれている言葉でしょう。しかし、この「基礎が重要」ということに関しては、すべての人の意見が一致しているのです。

たとえば、プロ野球の入団テストの一次試験では、「50メートル走6秒3以内、遠投95メートル以上」といった条件が課せられております。これを満たせなければ、「プロでやっていく基礎体力がない」と見なされます。厳しいですが、分かりやすいですよね。

しかし、受験の世界の「基礎」には、このようなはっきりとした基準がありません。だからいつまでも曖昧なのです。

(基礎体力)

これは、プロ野球の入団テストの一次試験のようなものと考えてみてください。つまり、「受験をする生徒なら、誰でも絶対に身につけなければならない学力」なのです。

(入試基礎力)

「志望校を突破するために必要な学力」です。レベル的には、入試基礎力が絶対基礎力の上にきます。

入試基礎力は、志望校のレベルによって、その量や質が変わります。かなり相対的な基礎力と言ってもいいでしょう。

たとえば、東大や京大、早稲田、慶応のような難関大学を目指す生徒と私立中堅大学を目指す人では、身につけなければならない入試基礎力の厚みは違います。

さらに言うと、同じレベルの大学でも、どの大学を受けるかによって入試基礎力の質も変わります。これは、大学によって入試問題の形式や傾向が、かなり違うからです。

日本史を例にとると、東大では細かい知識はそれほどいりませんが、そのかわり、歴史の大きな流れをつかんで論理的な答案を作る論述力、表現力などが要求されます。

それに対して、早稲田の日本史は選択式の正誤問題が多く、聞かれる内容も非常に細かいのです。教科書の欄外に小さく書かれている用語など、重箱の隅を突つくようなことまで覚える必要があります。

つまり、東大を受けるか、早稲田を受けるかによって、受験勉強のやり方も変えていく必要があります。

入試基礎力は志望校の入試傾向に合わせて積み上げていくものと、理解しましょう。

 

「茂塾」の生徒たちは、この基礎力をつけることが、志望校突破の必要最低条件ですよ。

 

それでは。

本日も一日よろしくお願い申し上げます。

 

宮崎市霧島二丁目206番地コスモアージュ102

英語専門 茂塾 塾長 中西 茂寿

TEL:0985-41-7474

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