英語教育改革

おはようございます。

宮崎市霧島町にあります「英語専門 茂塾」の なかにし です。

 

2020年度からの大学入試改革で英語の民間試験を活用するなど、英語教育が大きく変わろうとしております。

「英語を話せるようになりたい」という長年にわたる日本人の願いが、この英語教育改革にはあったのでしょう。

2003年の計画では、小学校での外国語(英語)活動必修化、効率中高の全英語教員対象の研修、センター入試にリスニング試験を導入、ALT(ネイティブ・スピーカーの英語指導助手)増員、中高英語教育の数値目標等々、かつてないほど包括的な5か年計画を実施しました。

現行の学習指導要領では、高校での英語授業は「英語で行うことを基本とする」という指示が入っております。さらに、20年度からは、中学校でも英語の授業は英語で行うことが基本となります。小学校では、これまで5・6年生対象だった「英語活動」を3・4年生におろし、5・6年生は「教科」としての英語になります。検定教科書を用いて、簡単な文法も教えて、成績評価も行います。

20年に実施予定の大学入試改革で、英語は各種の民間試験を活用することになったのも、「話せるようになる」ことを目的とする英語教育改革の一環でしょう。

「4技能」を測るためという大義名分でありますが、「読むこと、聞くこと」なら現在の大学入試センター試験で実施しており、「書くこと」を入れる工夫は可能でしょう。しかし、「話すこと」の試験はセンター試験の後継である大学入学共通テストで実施が難しいのです。だから、民間試験の活用が不可避なのです。

しかし、その民間試験は複数回受験すれば慣れてスコアは上がりますが、それには受験料がかかります。地域格差や経済格差が生まれて、公平性が担保できません。話す力を誰がどのような基準で判断するのかも不透明です。

このような懸念材料があるにも関わらず、実施していく予定であれば、多くを犠牲にしてまで「話す力」を入試で測定しなければならないという合理的な理由はありません。読み書きの基礎力であれば、大学入学後に話すことの指導は可能ですから。

また、以前もこのブログにてお伝えしましたが、政府による17年度中の「コミュニケーションに使える英語」を目指して改革を続けてきた成果は、目標が中3英検3級以上、高3英検準2級以上の割合がそれぞれ50%に対して、中3英検3級以上40.7%、高3英検準2級以上39.9%でした。

英検は1級、準1級、2級と続き、準2級は「日常生活に必要な英語を理解して使用できる」レベル、3級は「身近な英語を理解し使用できる」レベルとされております。この水準に達した生徒たちが半数以下というのは、改革は成功したといえません。

現実には、多くの大学では、英語を話すどころか、英語を苦手としている入学生への対応に追われていると聞きます。

政府は英語力の向上を図るために改革を繰り返しておりますが、20年度から小学校で英語を勉強して、中高では英語を英語で学び、大学入試で「話す力」を民間試験で測ります。

これほどに急速に目標を達成させるべく、英語教育を実施していって大丈夫なのでしょうか。

もっともっと検証して、改革の方向が適正・適切であるのか、思い込み等を捨てて、軌道修正しながら対策を講じていってほしいと思います。

 

すべては、現在の生徒のためであります。行き当たりばったりな政策を講じてしまうと、生徒たちが困惑して、影響が出てしまいますので。

 

「茂塾」は、こうした英語教育の改革に対応すべく、まずは「中学3年生コース」を開講いたします。しっかりと基礎から応用まで学び、これからの教育改革に柔軟な対応ができるようにして参ります。

 

それでは。

本日も一日よろしくお願いいたします。

 

宮崎市霧島二丁目206番地コスモアージュ102

英語専門 茂塾 塾長 中西 茂寿

TEL:0985-41-7474

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